2012年2月28日 火曜日
治らない黒目の傷 プチ整形に御用心!
最近若い女性でコンタクトを使っていないのにいつまでも黒目(角膜)の傷が治らない人が目立つようになった。一つは前にも述べたように過度のアイメイクであるが、そのほか閉瞼不全 ようするに瞼が十分閉じないで眠る人も結構いるようだ。そうすると朝になって眼が痛くなったり、ごろごろすることになる。また最近はプチ整形がはやっているようで簡単に二重瞼の手術をする人も増えているようだ。ただし、よくよく慎重にしないと、数年たってから縫い付けた糸(多くはナイロンである)が結膜を破って出てくる例が結構ある。
手術している瞼は翻転が難しいこともありついつい見過ごされ、傷がなかなか治らないのでドライアイなどと誤診されることも多い。これはだらだらと点眼ばかりしていても治るわけがない。当然再手術して再縫合または糸を抜去するしかない。
アイメイクトラブル急増中! 大切な眼のご相談はオガタ眼科クリニックへ
2012年2月14日 火曜日
角膜デスメ膜破裂(角膜水腫)
10数年前から円錐角膜のためハードレンズを使い続けていたAさん。最近調子が悪くなったためこれまで作っていたところから別のクリニックへ行き、何度もテストを重ねた結果更に調子が悪くなり、改めてもとのクリニックにてレンズを作成した。しかし角膜に対するストレスが持続的に続いたためか、ある日急にかすみと痛みを感じてきたため当院を受診した。診察すると、円錐角膜で急激に角膜の内側に眼球内部の房水が侵入して角膜が濁って腫れた状態になっていた。いわゆる急性角膜水腫という病気を引き起こしてしまっていたのである。昔は緊急に角膜全体が破裂するかもしれないとのことで緊急に手術を行うこともあったようだが、最近は保存的治療で軽快していくようだ。いずれにしても円錐角膜でコンタクトを使っている人は、過度なストレスが起こるとこのような急病を引き起こす危険があるので信頼できるコンタクト専門医(円錐角膜に精通している専門医は現在、日本で数人しかいません。)でのフォローが大切である。
円錐角膜でお悩みの方は、まずはオガタ眼科クリニックに相談を。
2011年12月22日 木曜日
カラコンで強度の乱視に!
またまたカラコン障害です。今度はカラコンを装着しているうちに黒目(角膜)が変形してきて強度の乱視になった例です。カラコンを使い始めて数週間後よりかすみ、視力低下が起こってきたので受診。来院時、あまりにも乱視が強いため視力矯正不能。両眼とも0.2しかみえなくなっていた。ただちにカラコンの中止を指示、治療を続けること10日目にして乱視も殆どなくなりやっと0.9までに視力が回復した。この例のように黒目(角膜)に強い変形をきたし眼がみえなくなるというケースも珍しいことではない。安易な販売、使用によって眼の病気を引き起こすことがあることを警告します。
福岡市でカラコン障害に遭われた患者様は当院へお任せ下さい。
2011年12月21日 水曜日
またまた続発するカラコン障害
今日も数人カラコンで眼を痛めた若い女性が受診した。すべてネット販売による無責任販売である。1人の方は眼圧が異常に高く緑内障になっていた。角膜結膜には傷がたくさん。最初訴えた左眼だけのように見えたが検査すると右眼もたくさん傷がついている。角膜上方には新生血管が侵入していて細胞の再生を妨げている。早く角膜の傷を治すと共に緑内障の治療を始めなければ失明につながる。
すべて眼科専門医の検査、指導をうけることなく買っている。販売業者はきちんとした処方箋を受けるとることなく販売している。高度医療器具と指定しておきながらこのような無責任販売をいつまでも野放しにしていいのだろうか?当局の強い指導を求めると共に販売優先主義ネット販売業者の自粛を強く求めるものである。
眼科専門医指導のもと、あなたの大切な眼を守りましょう。
2011年12月16日 金曜日
カラコンでぶどう膜炎?
もう雑貨屋では店頭販売していないと思っていたが、ド◇キーではいまだに処方もなしにカラコンを売っているようだ。毎週数人の患者さんが相変わらず眼を痛めて来院する。先程来院した23歳の女性も処方も受けずに買ってしばらく使用していたが、5日ほど前に眼が痛くなり某眼科を受診した。目に傷があるとのことで抗生物質の点眼をもらっていた。しかし眼の痛みは治まったものの徐々に眼がかすむようになってきたので当院を受診した。視力は両眼とも0.2に低下し、矯正不能。角膜表層に点状混濁があるものの下方のみで視力障害の原因ではない。角膜裏面に沈着物がみられ前房には炎症が起こっていた。眼底検査でも網膜が浮腫状に混濁していて炎症が後眼部に及んでいることがわかった。多くは前眼部だけの炎症で治まることが多いが、この人の免疫力が低下していたので後眼部まで炎症が拡がったのだろう。本日から投薬を開始して様子をみることにしているが、このように一歩間違えば失明につながるような眼病にまで至る危険があることを若い人はよく知っておかねばならない。販売者は自己責任というのだろうが、処方なしの販売責任も追及されるべきでは?
ぶどう膜炎は治療せずに放っておくと視力低下に繋がり、最悪、失明してしまう恐ろしい病気です。
2011年12月 5日 月曜日
コンタクト装用者の視野欠損が増えている!
長期間コンタクトを使っている方の中で、最近視野欠損がみつかることが多くなった。急に視野欠損を引き起こす場合は網膜はく離や網膜動脈閉塞などが起こっているので早急に治療を治療をうけなければ即、失明につながる。しかしながら視野欠損が徐々に進行する場合は自覚症状に乏しく発見が遅れることが多い。とくにコンタクト長期装用者では、検診がおろそかになり表面的に異常がないようにみえるのでついつい視野欠損の発見が遅れてしまいがちだ。とくに慢性に経過する緑内障の場合は、できるだけ早期に発見してもらって治療を受けていかないと視野欠損が知らないうちに進行していく。そして一旦欠損した視野は元には戻らないのだ。特に使い捨てレンズを長期間検診も受けずに買い続け、かなり視野欠損が進行してから受診するケースが最近めだつようになった。眼科専門医の眼底検査などによって緑内障は早期発見できることが多いのだが、自分だけは何もないからと安易にレンズだけを買っている方は御用心下さい。あなたの眼を守るのはあなた自身なのです。
天神で眼科ならオガタ眼科クリニックまで
2011年11月 8日 火曜日
強度乱視の矯正
33歳の男性 10年前にソフトレンズの経験あるも視力不良のため中止。その後放置。当時ハードレンズも試みたがあまりにも異物感が強く断念していた。右眼は、なんと8ジオプトリーもの乱視。左眼は5ジオプトリーの乱視である。ソフトレンズでは全く矯正できない。通常のハードコンタクトではレンズを弾き飛ばし、痛くて入れられないので特殊加工のハードコンタクトレンズにてテスト。幸いなことに2枚目のテストレンズで乱視が殆ど矯正でき、右眼の視力も1.0近くまで視力を出すことに成功した。本人の言では、異物感も以前テスト装用したレンズと全く異なり、非常に少ないとのことで喜んでくれた。ハードコンタクトは最初にあわせる技術に長けていない人にかかるともう二度と使いたくないような印象をもたれてしまう。せっかく視力がよく出るハードレンズがあるにもかかわらず断念して敢えて見にくいソフトレンズを使っている人が多く見られる。うまくあわせることができれば痛くならずにハードコンタクトも使えるのだと希望を持ってほしいと思う。
2011年11月 5日 土曜日
円錐角膜が放ったらかされている
27歳の若者が受診した。昔ソフトレンズを使っていて途中で見えなくなったので止めていた。しかし裸眼でもメガネでも視力がでないので当院を受診したのである。「これまでに円錐角膜という診断を受けたことがありますか?」という問いにコンタクトを某量販店付属の眼科に行ったところ「あなたは乱視が強くて視力がでません。」ただそれだけしか言われなかったそうです。これまでもいくつかのコンタクトレンズ屋さんの付属の眼科にかかったようだが、一度もそのような病名を言われなかったとか。あるところではハードを入れられたが痛いのですぐに中止していた。少しでも早く診断を受け、きちんとハードレンズを使うことができたらこの方の人生も変わったかもしれません。以前にも述べたように円錐角膜には通常の球面ハードコンタクトでは限界があります。円錐や強度乱視用の特別仕様のハードレンズであれば、かなりの重症な場合でも入れられるようになります。また、入れられるようにしてあげなければならないと思います。
2011年11月 4日 金曜日
間違ったコンタクトレンズ選び
今日も数人使い捨てレンズで眼を痛めた患者さんが来院した。使っているレンズを誰が選んでいるかとというと、皆同じようにそこの無資格検査員がまず、A,B,Cのレンズを提示し「どれにしますか?」とユーザーに尋ね、ユーザーが「それではBにしてください」というと簡単にレンズを渡しているケースが多いのに驚かされる。まさに「選んだのはあなたですから、もし眼を痛めることが合ってもそれはあなたの責任なのです」と何か起こってもレンズに対する知識がないユーザーの自己責任であると責任転嫁しているのだ。また、ある若い女性は検査も説明も受けずに、ネットで売っているカラーレンズを使ってすぐに眼を痛めて来院した。このような販売もすべて自己責任ということになるのを業者はわかってやっている。当院だけでも先月だけで48人のコンタクトレンズ障害者が受診した。使い方が悪かった人も含まれているが、それらもきちんとして指導が行われていないケースが殆どである。どのようなレンズも、眼にとっては異物なので眼にいつ障害が起こってもおかしくないのである。もったいなくもお上は高度医療器具に指定しておきながら、実態は使用販売を野放し状態にしておりこのままでは若者の障害者がさらに増えることを懸念している。
2011年10月28日 金曜日
円錐角膜治療は、まずハードコンタクトで!
円錐角膜とは、一般に思春期頃に発病し、25歳頃まで徐々に角膜が変形突出していく病気である。眼鏡では矯正視力が十分でないのでコンタクトとくにハードコンタクトを使っていくのがファーストチョイスの矯正治療であるのだが、最近の傾向として円錐角膜の患者さんが不十分な矯正しかされず、本人も我慢しているようなケースにお目にかかる。とくに軽い場合は使い捨てなどのコンタクトが簡単に処方されていることが多く、本人もこれ以上見えないのだろうとあきらめていたり、最初に入れられたハードが痛かったものだからそれに対する恐怖からか、ハードレンズによる矯正にためらいがある人が見られる。ハードレンズの最大の特徴は眼に合わせることができるということであるが、経験が浅い人が無理にレンズに眼を合わせようとすると必ず痛くなって失敗する。円錐の形はさまざまなのでレンズの答えは一つだとは限らない。いろいろカスタマイズすることにより痛くないハードレンズが作られるのである。強度の円錐でも対応できることもあるので、簡単にあきらめずに、すぐに手術に走らないで、まずはカスタマイズされたレンズを試されるようおすすめします。
2011年10月26日 水曜日
ワンデーレンズでも安心できない!
某量販店にて処方されて某メーカーの一日用使い捨てレンズを使っていた女性。しばらくは異常がなかったようだがある日を境に異物感、かゆみ、かすみなどが起こってきた。その販売店に隣接する眼科で診察を受けたが異常がないといわれたが治らないので当院を受診。結膜を反転すると結膜に乳頭増殖があり、角膜の周辺部にもレンズによる刺激を受け充血と結膜糜爛が起こっていた。
この方の角膜湾曲は標準より非常に小さく、それに対しゆるいレンズが処方されていた。要するにサイズに合わない靴を履き続けたために靴擦れが起こったようなものだ。この方は何もないと思ってたくさんレンズを買い貯めており、そのレンズが無駄になったとガックリしていた。簡単に軽くレンズが売買される時代になり、高度医療器具を取り扱う業者はレンズ販売に慎重でなければならないのに安全性を無視し販売だけを追求し続ける限りこのような医療事故はなくならないだろう。
2011年10月19日 水曜日
相変わらずカラーレンズで眼を痛めている。
厚生労働省は、カラーソフトコンタクトも高度医療器具の対象としているはずなのに相変わらず通販などで購入し、安全性の説明や、取り扱い方指導も十分受けていないために眼を痛める若者があとを絶たない。通販業者の中には高度医療器具取扱の資格を持っていることを逆手にとってきちんとした眼科医の処方も受けないものに対しても、何でもユーザーの求めに応じて販売している。当院では眼を痛めてきてなおもレンズを処方してくれという無茶を言う人が増えてきた。こちらが眼のことを考えて処方しないと怒って帰るなども度々だ。あまりにも障害が増えてきたにもかかわらず厚生労働省は何ら対策を打っておらず、レンズ販売をあいかわらず野放しにしているのは問題ではないだろうか。
2011年9月28日 水曜日
HPをリニューアルいたしました。
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