角膜・結膜疾患|アレルギー性結膜炎

花粉症

2018.01.29
花粉症 症状

もともと人の身体には細菌やウィルスなどの異物を排除しようとする「免疫」という働きが備わっています。

本来ならば、花粉は人の身体にとってあまり害を及ぼさないものとして、免疫が働かない仕組みになっています。ところが、この免疫が花粉などのアレルゲンに対して過剰に反応することを「アレルギー」と言います。免疫反応が起こると組織に炎症が起こり様々な症状を引き起こします。

粉症とは、毎年同じ季節にスギ・ヒノキの花粉といった特定のアレルゲンによって症状が出現する季節性アレルギーであり、眼に関して言えば「眼のかゆみ」「充血」「目やに」「まぶたの腫れ」などの症状が現れます。

これは、眼に侵入した花粉に反応して細胞からヒスタミンが放出され、このヒスタミンが眼の知覚神経などを刺激して、強いかゆみや充血を引き起こすのです。
スギなどの花粉の飛散は1月から始まりますが、冬場は空気が乾燥しているうえに、エアコンなどの暖房によって更に乾燥しています。そして、パソコンなどデジタルデバイスを使用した長時間の作業。これだけ乾燥する環境が整っていると、普段は涙に覆われている健康な眼が乾燥し、ドライアイを引き起こす原因となります。
涙が不足している乾燥した眼では、眼に入った花粉やハウスダストなどのアレルゲンが涙によって十分に洗い流されず眼に滞在するため、いっそうアレルギー反応を起こしやすくなります。
定期交換のソフトコンタクトレンズを使用している人は、レンズに付着したアレルゲンが残り、それが原因でアレルギー症状を引き起こすことがあります。

室内では加湿をおこない、空調の風が直接当たらないようにし、人口涙液などで眼の乾燥を防ぐことが効果的です。頻繁に目薬を使用することでアレルギーを起こす事がありますので、事前に眼科医に相談することをおすすめします。
花粉症をお持ちの方は、花粉の飛散が本格的になる前(目安としてバレンタインデー)位までに目薬や抗アレルギー剤による治療を開始する初期療法が効果的です。